【福岡運輸】FCトラック導入に向けて輸送実証開始のお知らせ

  
 日本で初めて冷凍車を走らせた福岡運輸株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長富永泰輔)は、令和3年11月から福岡県と県トラック協会と連携し、県内の全水素ステーションを活用したFCトラックの輸送実証を実施いたします。
 輸送実証ではトヨタ自動車が市販化前の水素を燃料とするFCトラック1台を使用し、福岡運輸が実際の業務にFCトラックを活用し、チルド輸送を行い、利便性の高い輸送ルートや製品の品質管理の実用性、運転の快適性等について検証するとともにCO2削減量や燃費のデータを取得します。
 実証で得た当社のデータはトヨタ自動車と共有し、FCトラックの市販化を後押しするほか、FCトラックの導入メリットやCO2削減量等のデータを運送業者に周知することで、市販化後の普及促進につなげます。
 これらの取り組みによってFCトラックの物流業界への普及を促進し、CO2排出量削減の実現を目指すとともに、県が推進するFCモビリティの普及と水素ステーションの整備・活用につなげ、脱炭素社会の実現を目指していきます。
 7月28日には、福岡県庁で出発式があり、服部福岡県知事や福岡県トラック協会の真鍋会長も出席されました。

 
・実証期間   令和3年11月16日~12月19日
・輸送製品   チルド製品
・輸送地域   福岡県内